ルクソール・カイロ(エジプト)の旅6日間

TOPページへ
1月15日(金)白峰〜関西空港〜出国
1月17日(日)ルクソール西岸〜カイロ
1月18日(月)カイロ(サッカラ他〜ギザ〜ナイロクルーズ)
1月19日(火)カイロ考古学博物館〜ハーン・ハリーリ〜カイロ空港〜
1月20日(水)ドーハ〜関西空港〜小松駅、お土産


2010年1月16日(土)〜ドーハ〜ルクソール(東岸)へ  NEW



離陸後1時間ぐらいしてメニューが渡されて夕食?夜食?が始まりました。
メニューを渡されたのは、エールフランス依頼です。
前菜:クリーミーポテトサラダ、ピクルスと黒オリーブ添え
メイン:選んだのは牛肉とコショーのパイ、ポテトウェッジ、サヤエンドウのバター炒め、タマネギとトマトのレリッシュ
デザート:コーヒーパンナコッタ
ロールパン、バター、チーズ、クラッカー
ドリンク:赤ワイン、水


カタール航空QR821便内は各座席に550チャンネルのオンデマンド・エンターメント・システムを備えています。
カタール航空は、スカイトラックス社から世界で6社のみに与えられる5つ星航空会社に認定を受けています。
フットレストもありました。
シートピッチ86cm、シート幅46cm。


ドーハ到着3時間くらい前から朝食が始まりました。
スクランブルエッグとチャイブ、チキンパティ、デュセスポテト、ハーブトマト
デザート:季節のフレッシュフルーツ
ロールパン、クロワッサン、ジャム、クリームチーズ
ドリンク:オレンジジュース、ヨーグルトドリンク、紅茶、水
何もしなく、食べて寝て食べて。長時間の飛行はいつものこと。


現在、パキスタン上空です。
ルートは写真のとおりの関空〜中国〜インド〜パキスタン〜イラン上空〜ドーハを通ります。
以前には考えられなかったルートですよね。

05:40 ドーハ国際空港着(カタール航空QR821便)
ルクソールへの乗り継ぎです。


ドーハ国際空港に着いてトイレへ。
トイレは分別方式です。使用したトイレットペーパーはゴミ箱へ捨ててください。
水の量が少ないからですかね。


ドーハ07:45出発まで約1時間あります。
出発前にインターネットで調べたとおりでした。
エジプトからの帰りにも乗り継ぎで寄るので免税店の下調べも兼ねて時間を潰しました。

下)ドーハ国際空港(カタール)から見る朝日です。



07:45ドーハ発 カタール航空QR518便 ルクソール行き


サウジアラビア上空の地平線です。
映画「アラビアのロレンス」を見て以来、砂漠に憧れがありました。
今回はエジプト旅行ですけれど、いつか行きたいところです。
〜〜 エジプトインフォメーション1 〜〜
カイロ周辺の半乾燥気候と半砂漠気候。
カイロ以南と東方・西方砂漠は砂漠気候。
冬は雨季で雨がたまに降る。
カイロの最高気温は20度くらいで、最低気温は8度くらい。


朝食がでました。
エッグフリッター?、ソーセージ、トマト、キュウリ、パテなど
デザート:フレッシュフルーツ
クロワッサン、ジャム、チーズ
ドリンク:白ワイン、ヨーグルト、紅茶


10:10 ルクソール空港(エジプト)着。(入国前)

〜〜 エジプトインフォメーション2 〜〜
正式国名:エジプトアラブ共和国
国家:わが祖国
面積:約100万1,450km2(日本の3倍弱)
人口:約7257万人(2006年)
首都:カイロ(人口約2,000万人)
民族構成:アラブ人、少数のヌビア人
宗教:イスラム教スンニ派90%、コプト・キリスト教7%
言語:アラビア語


入国前の両替所で両替。
レートは、10,000円=587エジプトポンド。1ポンド=約17円)でした。
入国に際してビザ代として$15入ります。
通常?なら日本でビザの発給を受けていたのですが、入国の空港でビザ代を支払い購入してパスポートに貼って入国ということになります。


エジプトに入国しました!!
ルクソール空港の外観です。
これからバスに乗り込み、ルクソール東岸の観光です。
東岸は、太陽の昇る「生者の街」と呼ばれています。

〜〜 エジプト インフォメーション3 〜〜
パスポート:残存有効期限・・査証申請時6ヶ月+滞在日数以上
時差:日本時刻から−7時間(サマータイムは−6時間)
生水は飲まないほうがいいでしょう。
商店の定休日は金曜日です。(イスラム圏内の安息日は金曜日です。)
電圧は220Vで50Hz。コンセントCタイプ。


空港からルクソール市内のカルナック神殿に向かう途中です。
冬ですが、いろんな花が咲いています。
気候は砂漠気候。例年、最高気温は23℃。最低気温は5℃くらいだそうです。
着いた時の天気は、曇り(晴れ間があり)、気温26℃でした。


ロバが車を引いています。

下)いよいよ観光の始まりです。
  まずはカルナック神殿です。
  神殿入口にあるお土産物売り場です。




カルナック神殿(ルクソール東岸)


チケット売り場入口です。


カルナック神殿が見えてきました。




チケットを切ってもらい、ヒツジの頭をしたスフィンクス参道、アムン大神殿の第1塔門が見えます。

アムン神は、もともと小部落であったテーベ(ルクソール)の地方神でした。
中王国時代からテーベが発展するのにともない、太陽神ラーよ結合して国家の最高神となった。
古王国時代には王自身が神であったが、新王国時代になると、ファラオ(王)はアムン神の加護のもとにある存在となった。


第1塔門を通り抜けると左にピヌジェムの巨像、右にラメセス2世の巨像、後ろに第2の塔門が見えます。

下)ピヌジェムの巨像です。
  空も晴れてきました。気温は28℃ほどになりました。



第1塔門と第2塔門の間の第1中庭の右側にラメセス3世神殿があります。


第2塔門と第3塔門の間に大列柱室があります。
高さ23m、15mの2種類の巨柱が134本並んでいます。

下)屋根には、きれいな色で書かれたヒエログリフが残っています。
  紀元前1275年前の色が残っているのですね。



作業途中の巨柱で右が作業前、左が作業後。
四角い石を積んで丸くしてから彫ったと考えられます。


左からトトメス1世のオベリスク、ハトシェプスト女王のオベリスク、右手前がハトシェプスト女王の横に置いたオベリスク。
見ることのできない頂点は、こうなっています。

下)スカラベ。
  半時計廻りに(7回?)3回廻ると幸せになると言われています。
  もちろん、やりました。



ヒツジの頭をしたスフィンクスです。
前にある小さな像はラムセス2世。


入場券です。
65エジプトポンド(約1300円)。


カルナック神殿(アムン大神殿)の観光を終え昼食のレストランに向かう途中、ナイル川畔を通る。
思ったより全然幅が小さい。


車窓から見るルクソール神殿。
今夜、ライトアップを見に出かけます。




昼食〜ホテルチェックイン


昼食、ルクソール市内のレストランです。
イスラム圏のためアルコール類を置いてないレストランもあります。


エジプト料理。
バイキング形式で、とりあえずほとんどの種類を取ってみました。
ここのお店には、お酒がおいてありました。まずは一安心。
ステラビール500mlを頼みました。25エジプトポンド(約500円)
料理は、特に違和感はなくおいしかったです。


車窓から見るルクソール市内の様子です。
砂ぼこりがひどいのか、駐車している車にカバー(布)を掛けているのが見られます。


明日の夜に、このルクソール駅からカイロ行き列車に乗ります。


今日のお宿、ソフィテル・カルナック・ルクソールホテル(Aグレード5つ星)です。
(Sofitel Kanak Luxor)
市内中心部から北部へ約8km、カルナック神殿から約2kmです。
低層の建物で落ち着いた感じのホテルです。

今夜、ライトアップされたルクソール神殿の観光と夕食に出かけます。
それまでの間、しばしの休息です。


チェックイン後、部屋に入ります。
部屋は狭くもなく、ベランダもあり、中庭?にも出ることができます。

下)ホテルは、ナイル川に面しています。
  対岸に、明日行く王家の谷などあるルクソール西岸が見えます。



ホテル内にはプールもあり、お客さんがくつろいでいました。
お客さんはさまざまで中国、韓国の方々もいましたが、やはりヨーロッパの方々が多かったです。


私も長椅子に横になって、ナイル川とルクソール西岸に沈む夕日を見ていました。
帆船ファルーカも見えます。
リゾート気分です。

でも高圧線が邪魔ですね。



ルクソール神殿(ルクソール東岸)


アムン大神殿の付属神殿として建立されたものです。
チケット売り場から入ると正面が第1塔門とラメセス2世の座像、オベリスクが見えます。
ここには左右2本のオベリスクが建っていました。
今は左側だけ残っていますが、右側はパリのコンコルド広場に建っています。
現在は、ルクソール神殿が建てられた当時の地面ですが、200年前ぐらいにはある程度の高さまで砂で埋もれていたそうです。


右側のラメセス2世の座像の後ろにファラオ(王)を示すオベリスクがあります。

〜〜 よく出てくる名前の「ラメセス2世」について 〜〜
在位:紀元前1304年〜1237年
古代エジプト新王国時代第19王朝の王。
正妻4人。側室200人以上。王子や王女は計200人以上にも達する。
彼の治世は67年間にわたる。
モーゼが出エジプトを行ったときの王である。


第1塔門を通り抜けるとラメセス2世の中庭に入ります。
正面左側に幼少から大人までのラメセス2世の像があります。


ファラオ(王)の像の条件は、左足が前、顎(あご)の下に真っ直ぐな髭(ひげ)、頭にはコブラが付いていることです。

下)右側にも像があります。



後ろを振り返るとトトメス3世の礼拝堂があります。


同じ敷地(中庭)内にはイスラム協会のガーマ・アブー・イル・ハッガーグがあります。
教会は遺跡が発掘される前に建てられたそうです。


右側にあるラメセス2世の座像、足元に王妃(ネフェルトアリ)が寄り添っている。





アメンホテフ3世の中庭から列柱室奥にコプト教会が見えます。


遺跡を改造してコプト教会を作りました。
コプト教とは、エジプトを中心とした原始キリスト教の一派です。

下)コプト教の壁画が残っていますが、遺跡の壁にモルタルを塗って描かれたのがわかります。



上の真ん中の写真の右下の入口を入ると部屋があります。
アレキサンダー大王の間(右側の緑色の部屋)はもともとあった部屋の中に作りました。
外壁面に自己紹介、経緯などがヒエログリフで書かれています。

〜〜 アレキサンダー大王について 〜〜
在位:紀元前332年〜323年
ギリシアのマケドニアの王。
長期に渡り遠征を行ない大帝国を1代で築いた。
古代エジプト末期王朝混乱の中、エジプトを征服し大都市アレキサンドリアを建設した。


入ってきたネクタネボ1世の中庭まで戻ります。
そこにあるセラビス神の礼拝堂です。
いろんな時代の遺跡が混在しています。

ルクソール神殿を真正面から撮りました。
ここからが一番きれいですね。


ヒツジの頭をしたスフィンクスの参道です。
昔はこの参道を真っ直ぐ伸ばしていくと午前中に見たカルナック神殿の参道に接ながっていました。(現在は接がっていません。)

下)入場券です。
  50エジプトポンド(約1000円)。


イスラームは西暦7世紀に現れた、セム的一神教の伝統を引く宗教。
礼拝(サラート):エジプトで信仰されているスンニ派では1日5回(夜明け・正午・午後・日没・夜半)の礼拝が義務づけられている。
この時間になると、ガーマやマスギドからアザーン(「いざや礼拝に来たれ」という呼びかけ)が町中に流れてくる。


観光後、市内レストラン「キング・トゥト」で夕食です。


アエーシ(パン)と前菜のタヒーナ(ゴマのペースト)、なすの炒め物。
食べ方はアエーシを中央から半分に割って中になすの炒め物などを詰めて食べます。タヒーナを付けて食べてもOK。

下)ここの店はアルコールをおいていないのでノンアルコールビールを頼みました。



モロヘイヤスープ


シシカバブ(羊肉と野菜の串焼き)とロズ(ライス)、トマト
野菜は半焼きでしたし、私にとっては量が少なかったです。

下)デザート(果物)。



ホテルに戻ってからバーでビール(30ポンド)を買って、飛行機内で食べられなかったパンやチーズ、日本で買った食べ残しのさきいかなどをつまみに部屋で飲みました。
ビールはステラビールともうひとつのサッカラビールです。
おいしかったです。

順次UPしますので楽しみにお待ち下さい。

1月15日(金)白峰〜関西空港〜出国
1月17日(日)ルクソール西岸〜カイロ
1月18日(月)カイロ(サッカラ他〜ギザ〜ナイロクルーズ)
1月19日(火)カイロ考古学博物館〜ハーン・ハリーリ〜カイロ空港〜
1月20日(水)ドーハ〜関西空港〜小松駅、お土産
TOPページへ